飛行機への憧れ

創業者である僕、佐和田寿は、伊良部島という宮古島の隣の島で生まれ育ち、幼少期に当時、関西にいた祖父母に会いにいくために数年に1回飛行機に乗っていました。ピシッとした制服とか大きな機体とかを間近で見て、少年ながらに憧れてたのを覚えています。

また、小学生のころにJAL、ANAの日本で唯一のジェット旅客機訓練場として下地島訓練飛行場ができ、毎日朝から晩まで大きなジェット機のタッチアンドゴーを目の前で眺め、パイロットへの夢がどんどん膨らんでいきました。

今でも覚えていますが、中学生ぐらいのときに伊良部町(*現在は吸収合併で宮古島市になっていますが、当時は伊良部町として独立した行政区分だった)が飛行機を買って、町民を乗せて那覇や東京に直接飛ばしてくれたらいいのにとぼんやり考えていました。そういうことできないのかなと。四方を海に囲まれた離島の人にとっては、飛行機に対する思いは特別なものです。今でこそ、宮古島と伊良部島の間に橋がかかったので車で移動が可能ですが、島から出る交通手段は、以前は船しかなかったのです。

憧れのパイロットへ

少年時代の憧れが冷めないまま、大学卒業とともにアメリカのパイロットスクールに留学して小型機の操縦資格を取得しました。エアラインのパイロットになる道は険しく、30歳の時にその夢は断念しました。ですが、その後もずっと航空業界で働いています。

憧れのパイロットへ

少年時代の憧れが冷めないまま、大学卒業とともにアメリカのパイロットスクールに留学して小型機の操縦資格を取得しました。エアラインのパイロットになる道は険しく、30歳の時にその夢は断念しました。ですが、その後もずっと航空業界で働いています。

離島航空路への想い

社会人になってから帰省で故郷の伊良部島に帰ると、毎回悲しいぐらい「島が元気ない」って感じはじめました。自分が島で生活しているときにはまったく感じなかったし、気づかなかったことですが、一度島の外に出て、都会の暮らしを知ってから島を見つめ直すと、とにかく暗いと感じるようになりました。

その頃は既に航空ビジネスに携わっていたので、「飛行機で島を元気にする」ことを考えるようになり、実際に島に飛行機を飛ばしたら、まちがいなく元気になる、活性化できる、っていうのも、大人になっていろんな社会の仕組みを知っていくなかで強く思うようになっていきました。

飛行機に乗ったおばあさんの姿を忘れられない

今は経営破綻してしまい会社も航空路もなくなってしまいましたが、以前エアードルフィンという那覇空港を拠点に、周辺離島に飛行機を飛ばしていた会社で働いてました。そのエアードルフィン在籍時に乗った自社の飛行機で、乗客が僕とお婆さんの2人だけだったのですが、飛行機に不安を抱いてないか心配してたものの、着物を着たお婆さんは堂々と座っていました。

船で1時間以上揺られながらの移動は皆さんが想像している以上に体に負担がかかります。移動時間が短く、揺れが少ない、また多少悪天候でも、年配の方や妊婦さんとかにも体に優しく安心して移動できるのが飛行機です。あのおばあさんの姿が記憶に焼き付いているから、各離島に飛行機を飛ばしたい、いや飛ばさなければいけないと考えています。

社名に込めた想い

エアードルフィン在籍時は、すでに飛行機も会社で所有し、事業免許も持っていたので、路線開設は順調でした。しかし、スカイサンタアビエーションは全てがゼロからです。飛行機も調達しないといけない、事業免許も取得しなければなりません。でも全て最初からやらないといけないからこそ、地元沖縄の人たちと一緒に離島を結ぶ航空路を作っていきたいです。皆さんの声を聞きながら、この島に必要な飛行機という交通インフラを一緒に整えていきたい。

そしてその交通インフラを「生活インフラ」として位置づけ、地元の皆さんには積極的に意見を言ってもらったり、参加してもらえたらと願っています。僕は空のことしかできないから、飛行機を飛ばして沖縄の島の人たちをとにかく幸せにしたい。シンプルにそう思っているんです。空から幸せを、夢を届けたい。そう思ったとき、自然に「サンタクロース」を思い描きました。それで「スカイサンタアビエーション」という社名にしました。

社名に込めた想い

エアードルフィン在籍時は、すでに飛行機も会社で所有し、事業免許も持っていたので、路線開設は順調でした。しかし、スカイサンタアビエーションは全てがゼロからです。飛行機も調達しないといけない、事業免許も取得しなければなりません。でも全て最初からやらないといけないからこそ、地元沖縄の人たちと一緒に離島を結ぶ航空路を作っていきたいです。皆さんの声を聞きながら、この島に必要な飛行機という交通インフラを一緒に整えていきたい。

そしてその交通インフラを「生活インフラ」として位置づけ、地元の皆さんには積極的に意見を言ってもらったり、参加してもらえたらと願っています。僕は空のことしかできないから、飛行機を飛ばして沖縄の島の人たちをとにかく幸せにしたい。シンプルにそう思っているんです。空から幸せを、夢を届けたい。そう思ったとき、自然に「サンタクロース」を思い描きました。それで「スカイサンタアビエーション」という社名にしました。

スカイサンタでは航空事業の準備を進める一方で、島に来てもらう仕組みづくりも並行して行っています。国際線の増加によって海外からのお客さんが増えましたが、受け入れるそれぞれの現場が追いついていないという現実も目の当たりにしています。だからこそ、多角的にかつ包括的に地元の皆さんのアイデアや力を借りながら形にしていきたいと考えています。

株式会社スカイサンタアビエーション

創業者&代表取締役

佐和田 寿